白ねずみの本棚

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映画『バズ・ライトイヤー』を観た感想:映像はすごいが、起伏が?無難な出来

バズ・ライトイヤー (吹替版)

作品概要

バズ・ライトイヤー
G 2022年 ‧アクション ‧ 1時間 45分

ストーリー

ディズニー&ピクサー作品「バズ・ライトイヤー」は、あのおもちゃの元になったヒーロー、バズ・ライトイヤー(声の出演:クリス・エヴァンス)の誕生秘話。伝説のスペース・レンジャーが、野心的な新人たち、そして猫型友だちロボットのソックスとともに、宇宙で大冒険を繰り広げる。

Amazonプライムビデオより)

 

評価

7/10★★★★★★★☆☆☆

総評

無難。映像は流石だがストーリーと演出は?

 

観賞方法:映画館

事前知識:トイストーリーシリーズは何となく観たことがあった

 

感想

映像はすごい。ストーリーは置きに行っていた。

意外性や起伏があまりなく淡々としていた。

一応、猫(ソックス)がかわいいという好かれ要素が入っている。

 

浦島効果でかつての同僚が年取ってるありがちだが感動して泣いた。

むしろちょっとしたシーンであるそこしか感動しなかった。

 

ネットでは最近のディズニー映画がつまらない、ポリコレ配慮が嫌いだなどと

よく言われているようだ。

ポリコレを批判する人の精神は私には良く分からないが、

巨大企業になりすぎた弊害か、「無難に」しか作られていない印象は確かにある。

得意の映像技術のノウハウに頼り、

人を惹きつけるような突飛さやハングリー精神に欠け、

エンターテイメントとして大衆の欲望をキャッチしきれていない感じはある。

良識ある大人を納得させるのが目的ではなく、

分かりやすく、無知な子供や大衆が思わず引き込まれ、

ワクワクドキドキ、感情を大きく揺さぶられる体験を作り出す

そんな魔法のアニメーションを作ることが仕事のはずだ。

その中に、反骨精神などを潜ませるのが腕の見せ所であろう。